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通常と異常

  • 2010年3月28日 (日) 13時59分
  • カテゴリ : 考えごと
異常事態においては自分も異常になることが正常であって
異常事態だってのに通常状態でいることは異常だよね。

通常時に異常でいることも異常ではあるが、
うさんくささというか、疑いみたいなものも感じてしまう。
その点、異常事態なのに通常時と同じ状態でいる人にはホントの異常さを感じる。

通常時に異常であったような人が
ふとしたことで通常時に意外と通常状態だったりすると悲しくなる。

いや、それは 「意外と通常状態」 なのではなく、ほんとのことを言ってしまうと
「私の予想どおり通常状態」 なのだ。
「意外と」 って言ったのは、その人に気をつかっただけだ。
ほんとは予想どおりだ。

そういうとき、心が寒くなる。
いわゆる 「さむっ」 というやつではなく。
なにか、寂しさを目撃してしまったような気になって、自分も寂しくなる。

通常時に通常状態であるというのは、つまりどういうことだろう。
例えば、ちいさなことでは、ごはんを食べたり、トイレに行くということ。
中くらいのことでは、あの男とあの女が、やっぱりセックスするんだなぁ、ということ。
大きめのことでは、こどもが出来たり、人が亡くなったりということなんだけど。

死んだときに、この世からいなくなったことでガッカリされるんじゃなく
「あなたも死ぬんですね?ふつうですね」
ってガッカリされたら困っちゃうね。

そりゃ死ぬっつーの。 トイレにも行くっつーの。

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